1995年のオーストラリアはこんな感じだったよ【レトロ3】

1995年の オーストラリア

【レトロ2】からの、つづきとなります。


ケアンズ → 一番の目的地「エアーズ・ロック」を目指します。

エアーズ・ロック 最高!

マウント・アイザ(Mount Isa)

マウント・アイザ は、アリススプリングス に行く途中にある

     〔1995.07.22 ~ 25〕

観光地ケアンズから内陸を進んで行くと、アウトバックと呼ばれる何も無い乾燥地帯がずーっと続きますが、突然町らしき物体「マウント・アイザ」が現れました。

ここは鉱業の町で、銀、鉛、銅、亜鉛などが採れるらしい。

鉱石博物館や化石博物館などを見学してブラブラしてましたが、暑かった。。。

工場中心の町
こんな標識もある

アリススプリングス(Alice Springs)

エアーズ・ロック に近い町、アリススプリングス

     〔1995.07.26 ~ 27〕

エアーズ・ロックに一番近い町で、ここからエアーズ・ロック行きのツアーが出るのですが、なんか町の様子が僕の想像とは違ってました。。。

思ってたより町が小さくて、人もあまりいない。。。

思ったより、小さい町だった

一番ガッカリだったのは、

泊まった宿の部屋が汚かった。。。

まあ、宿についてはたまたまだったかもしれないので、あまり気にせず
27日の朝アリススプリングスを出発し、昼頃には「エアーズ・ロックリゾート」に到着しました。

エアーズ・ロック(Ayers Rock)

     〔1995.07.27 ~ 28〕

「エアーズ・ロックリゾート」というのは、エアーズ・ロック近くにある宿泊施設の町で、ここにいるのはほとんどが観光客です。

観光客を相手にしているので、この町だけ宿や食料などの物価が異常に高い。。。


27日の昼頃に到着して荷物を宿に置いたら、休憩する暇もなく再びバスに乗り込んで、エアーズ・ロックへと向かいました。

(この日はエアーズ・ロックに登るわけではなく、エアーズ・ロックの周辺をみんなで歩くツアーでした。)

忙しいツアーだ。。。

見えてきた~!

到着してエアーズ・ロックを目の前にすると、かなり迫力があり、先住民のアボリジニが昔描いたカンガルーやヘビなどの壁画も残っていました。

近くで見ると、想像以上にでかい!
風や水によって侵食されている

夕方が近づくと、「夕日が当たって真っ赤に染まるエアーズ・ロック」が綺麗に見える場所で景色を眺め、その日は宿に戻りました。

夕日が当たると赤くなっていく
エアーズ・ロック(登頂!)

 高さ348メートル、周囲が9.4キロある世界最大級の一枚岩
「ウルル」とも呼ばれる

7月28日の朝、いよいよ登ります!


思った以上にたくさんの観光客が来ていて、若者だけでなく老夫婦小さい子供連れの家族もいました。

登り始めの部分は結構急斜面なので、通路沿いに張ってある鎖を使わないと登れませんでしたが、途中からは緩やかになるので岩を登ったり下りたりしながら、進んで行きました。

当時の僕は若かった(22歳)ので、40分くらいで頂上に着きましたが、老夫婦などは無理せず、自分達のペースでゆっくり登っていました。

頂上部分はとても広くて、ゴロゴロ寝転がってくつろいだり、コーヒー飲んでる人がいたり、自由に過ごすことができました。

頂上にある記念碑
頂上から見える マウントオルガ

僕にとっては一番の目的地だったので、遠くの景色をボーッと眺めながら
「来てよかったー!」と感じました。

エアーズ・ロック 最高!

現在は登れない

地元の先住民アボリジニは、神聖な場所である「ウルル」(エアーズ・ロック)に観光客が登らないよう、長年訴えていたそうです。

そして2019年10月26日から、聖地であることを配慮して巨大一枚岩「ウルル」への登山は禁止となっています。

マウントオルガ(Mount Olgas)

エアーズ・ロックを登り終えた後は、マウントオルガに行きました。

アボリジニの呼び方「カタジュタ」とも呼ばれるエアーズ・ロック近くにある奇岩群で、巨大な岩がゴロゴロ転がっています


マウントオルガからは、この日宿泊するキングスキャニオンリゾートへと、移動しました。

キングスキャニオン(Kings Canyon)

     〔1995.07.28 ~ 29〕

エアーズ・ロックからアリススプリングスへ戻る途中にある巨大な峡谷です。

4時間くらい歩き回ったので疲れましたが、壮大なスケールで景色は素晴らしかったです。

マウントオルガとキングスキャニオンの風景は、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の風景と似ているので、不思議な感覚になります。

壮大なスケール!
巨大な絶壁!

「ジブリ」っぽい景色♪

アリススプリングス(2回目)

     〔1995.07.29 ~ 31〕

29日の夜、無事にエアーズ・ロックツアーが終わってアリススプリングスに戻りましたが、この前泊まった宿はキレイじゃなかったので、違う宿を選びました。


次は北にあるダーウィンへ向かうので、バスの日程などを調べていたら、

「3泊4日かけてダーウィンに向かうツアー」があることを知りました。


最初は一気に直行するつもりでしたが、ツアーなら途中にある観光地に寄ってくれるし、面白そうだったので予約しました。

ダーウィン行きツアー
アリススプリングス → 北にある ダーウィン に向かう

     〔1995.08.01 ~ 04〕

ツアー客11人、ガイド1人の合計12人が1台のバスで観光しながらダーウィンに向かいます。

途中で立ち寄ったのは、デビルズマーブル(悪魔のビー玉)、水がとても澄んで綺麗な温水の池、川でカヌー、大きな滝で泳ぐ、など盛りだくさんの内容でした。

デビルズマーブル
水が澄んでて、温かい池

ツアー中の食事はほとんどバーベキューでしたが、食事を作る人、薪を集めて来る人など、みんなで作業分担したので、作ってる間も楽しかったです。


ハードだったのは「寝る時」で、テントなどは使わずキャンプ場の屋外で「寝袋だけで寝る」という野宿生活だったけど、星がとてもキレイに見えました。

ダーウィン 到着♪

ダーウィン(Darwin)

     〔1995.08.04 ~ 10〕

4日の夜、ダーウィンに到着したのですが「宿が最高だった!」

たまたま選んだんですけど、結構新しい宿で全てがキレイでした。


直前までの3泊が野宿、その前にいたアリススプリングスの宿はあまりキレイじゃなかったので、まるで別世界の宿でした。

カカドゥ国立公園(Kakadu National Park)

ダーウィンの東に位置する巨大な国立公園。

この辺りは熱帯気候で、季節が雨季と乾季に分かれているので、これまで見てきた内陸の景色とはかなり違いました。

アボリジニの古代壁画、野生ワニのジャンプが見れるリバークルーズ、大きな滝、広い湿原、野生動物など、見どころがたくさんあります。

夕日がキレイだった♪

カカドゥ以外では、博物館、競馬場、ビーチ、日本人墓地などに行って過ごしてました。



ダーウィンからは、西にあるカナナラブルーム方面へ向かいますが、

お金が減るばかりで収入が無いので、仕事を探しながら移動してゆきます

ありがとうございました♪ つづく。。。

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