Word で「目次」を作ろう!(kindle本)

kindle本 出版(kindle unlimited)

「Word で、kindle本の原稿ができた」 みなさん、

おめでとうございます!

しかし、本には「目次」が必要なので、この記事では自動作成の方法を紹介します。


初めて作成する時は仕組みがよく分かりませんが、設定するうちに分かってきます。

分かれば、カンタン♪

空白のページ を入れよう

目次用のページを既に準備してある場合はそのページを使ってください。

目次用のページがない場合は「空白のページ」を挿入しましょう。


今回は、先頭に空白のページを挿入します。

挿入 → 空白のページ

挿入 → 空白のページ

挿入できたけど、場合によっては変な表示になるかもしれません。。。
(僕は変な表示になりました。。。)
(見出しの設定がついてる?)

変な表示になるかも?

変な表示になってしまった場合は、
タブを「ホーム」にして、スタイルを「標準」に変更すれば大丈夫です。

スタイルを「標準」にすれば、大丈夫

目次用のページ、オッケー♪

自動作成の目次

今回は、僕が出版している「痛い!」四十肩体験記 の目次を作ってみます。

「ポチッ!」 と選択するだけです!

参考資料 → 目次 → 自動作成の目次2

これで出来るはず?
えっ!? エラー表示?
多分、最初は出てこないと思います。。。

できてない。。。なんで?

実は、表示させるには設定が必要なんです。。。

でも、その設定ができれば「超カンタン」に表示されます。

アウトラインレベル の設定

「アウトラインレベル」という単語、初めて聞く方もいると思います。
(僕は知りませんでした。。。)

皆さんが書いた原稿には多分「見出し1」「見出し2」などを設定していて、それを目次に表示させたいと思います。

設定するには1つ1つ作業するので、ちょっと手間はかかりますが頑張ってください。


まずは「見出し1」を設定します。

参考資料 → テキストの追加 → レベル1 にチェック

「見出し1」= レベル1 に設定する

(カーソルは、文章のどこでも大丈夫です)

全ての「見出し1」に、レベル1を設定してください。

レベル1 できたよ♪

同じように、全ての「見出し2」にレベル2を設定してください。

参考資料 → テキストの追加 → レベル2 にチェック

「見出し2」= レベル2 に設定する

お疲れ様でした♪

「見出し3」も使っている場合は、レベル3に設定してください。

目次の更新

アウトラインレベルの設定が終わったら、目次の更新を押します。

原稿部分から更新するか、左上のボタンを押すか、どちらでもいいです。

「目次の更新」を押す

出ました!

レベル2は、一段下がっている

レベル2で設定した「見出し2」は、一段下がって表示されています。

ページ番号 を消す

自動作成だとページ番号も入れてくれるのですが、「kindle本の場合はページ番号が不要」なので、設定を変えてページ番号を消します。

参考資料 → 目次 → ユーザー設定の目次

設定を変更する

最初はチェックが入ってますが、「ページ番号を表示する」のチェックを外して「OKボタン」を押してください。

チェックを外す → OKボタン

確認画面が出るので、「はい」を押します。

「はい」を選択

消えました♪

「ページ番号」が消えました

ここまで来れば、もうすぐ完成です。

微調整すれば、完成!

あとは、「文字フォント・サイズ・バランス」を調整します。

以下は僕の場合の一例なので、皆さんの好きな設定にしてください

「目次」部分を
「MS ゴシック、サイズ24」に変更

目次 = MS ゴシック、サイズ24

タブを「ホーム」に変えたほうが、変更しやすいかもしれません。

 残りの部分は
「MS ゴシック、サイズ14」に変更

残りの部分 = MS ゴシック、サイズ14

最後に、目次の下に空白の行を1つ入れて「完成」です!

目次の下を1行空けたら、完成!

皆さんは好きなフォントやサイズで設定してください

気になる「黒い点」

目次の左上にまだ付いてるよ?

「黒い点」、実は皆さんもだいぶ前から気になってると思います。

でも、kindle本にした時や印刷した時には消えるので、そのままでも大丈夫です。

本文にリンクされないの?

kindle本の中には、目次と本文がリンクで繋がっているものがあります。

この記事の作り方だと繋がってなさそうですが、実は繋がってます

word原稿に表示されないので作成中は分からないのですが、原稿をアップロード後、kindle本として出来上がると、目次と本文とがちゃんとリンクされて繋がっています。

よかった~♪

まとめ

設定がちょっと面倒ですが、仕組みが分かれば自動で作成してくれるので便利な機能ですね。

目次は、読者が最初にチェックして本の内容を確認するので、なるべく分かりやすく設定しておきましょう。

ありがとうございました♪